先日XMTradingから重要なお知らせ – 虚偽の情報につきましてという件名のメールが届きました。
海外FXに関するサイトを運営している立場上何か誤った情報を掲載してしまったかと一瞬焦りましたが、よく読んでみると他のサイトを指しているようです。
今回対象となっているはおそらくhttps://finance-news-topic.com/というサイトで国際ニュースなどを扱っているなかにXMに関する記事を見つけました。
サイトが突然削除される可能性があるため魚拓を取っておきました。
少し確認して感じたことはサイトの作りが荒く記事も10記事程度しか掲載されていません。
しかもそのほとんどがCNNの記事をコピペしただけの薄っぺらさ。
その中にひとつだけウィキリークスの内部告発という記事があり、XMやハイロー・TitanFXなど5社が日本向けの為替取引の取引価格を共同で調整しているという内容が掲載されています。
CNNの記事には引用元のリンクがありませんが、ウィキリークスについても同様に一次ソースがなく完全なるフェイクニュースであると考えられます。
この記事を発信したいがためにわざわざこのサイトを立ち上げたのか、単純な思いつきで書いたのかわかりませんが、これは海外FX業者の信用を失墜させる行為であり決して許されません。
念のためWHOIS検索してみるとドメインの取得日が2021年1月4日となっており、出来たてホヤホヤのサイトであることが判明しました。
お正月休みにふと思い立ってこのようなフェイクニュースサイトを立ち上げたのでしょうか。
XMは当然ブチ切れて虚偽の内容の喧伝にはあらゆる適切な措置で対応していくと明言しているので、こんな軽はずみな行動で人生を駄目にするのは非常に馬鹿らしいです。
まずわざわざ競合同士で結託する意味がわからないし、普通に運営しても十分に儲かっているからあれだけサービスが充実しているのです。
日本をカモにするためのプロジェクト名である”project HARAKIRI”を検索してもエロ漫画しかヒットしません(笑)
フェイクニュースを信じ込みイキった記事をアップしてる方もいらっしゃいますが、XMからお伺いがくるかもしれませんね(笑)
情報を精査できない時点で投資する以前の問題だと思うのですが・・・。
情報源が誰が書いたかわからない即席サイトじゃ通用しませんて。
陰謀論とか好きそう。(※自分も割と好き)
国内でもノミ行為の可能性について議論がありますし、海外FX業者についても完全にクリーンを証明することは難しいです。
どの業者であろうとも勝ち続けているトレーダーは存在しますし、名も知れぬ業者ならまだしもこれだけ知名度があると逆に信用を落とす方が儲からなくなります。
まず大前提として全額失っても生活に支障がない額しか入れてはいけません。
海外FX業者は特にハイレバで取引できるので少額からでも十分勝負できます。
そもそも業者がいつ飛んでも動じないくらいの覚悟とリスク管理がなければFXをやる意味がないでしょう。
フェイクニュースが社会的な問題となっているこのご時世に、名指しでこれだけどストレートな虚偽情報を拡散させたのは、過去に海外FX業者で資金を溶かした辛い経験があるのかもしれません。
みなさんも何か怒りや憎しみで感情的に発言する時は一度冷静になり、必ず一次ソースを確認してから言葉を選んで発言しましょう。